本日、【藤沢市街なみ景観フォーラム】を藤沢市と共催で開催しました。
フォーラムに先立ち午前中、「藤沢宿まち歩き」が行なわれました。
「桔梗屋(キキョウヤ)」:旧東海道藤沢宿で茶・紙問屋を営んだ旧家で、現在も店蔵を支店として営業しています。国登録有形文化財として登録されています。
現在、神奈川県建築士事務所協会 藤沢支部会員の(有)アトリエフジオカさんが改修工事中。
普段、見ることが出来ない内部を桔梗屋さんのご厚意で、特別に見学出来ました。
重厚な土蔵扉。左画像/左奥の土蔵扉は、何十年も間、閉めることが出来なかった扉だったようですが、今回の改修工事で開閉が可能になりました。
左画像:内田商店。江戸時代から続く、藤沢の町屋の代表的建物です。
下画像:常光寺。境内には樹齢350年のカヤの木をはじめ江戸時代からの樹木が見られます。
メインイベントの街なみ景観フォーラムは、一般の方も多く参加いただき、想定以上の満員御礼でした。
フォーラム後、「ひとを呼ぶ景観」をテーマにワークショップでは、活発な意見交換・発表が行なわれました。
会場となった「ふじさわ宿交流館」は、昨年4月にオープンした施設です。
現在の街なみと較べ、楽しめて見て飽きないジオラマが人気です。
今回は、支部を始め、会員の方々に大勢参加いただいたお蔭で満員御礼となりましたが、次の機会には一般のお客様で満員にできるような魅力付けを考えていきたいと思います。
また、藤沢市とも、これをきっかけに協働事業や、ゆくゆくは景観整備機構の指定を受けられるような関係に持っていけたらと考えております。